一戸建て新築の住まいで、高性能のエコハウスを建てるメリットとは?
投稿日:2019.09.19
少し前の話になりますが、今年の春に放映されていた吉高由里子主演の「わたし、定時で帰ります」というドラマがありました。どんな状況でも、きっちり定時に帰る主人公が面白くて、毎週楽しみに観ていました。
そのドラマの中で、吉高由里子扮する主人公が婚約者と新居の内覧へ行くシーンがあります。
広くて快適だけど、家賃の高いマンションを契約しようとする婚約者に吉高由里子が言います。
「大丈夫なの?快適そうだけど、家賃が高いよ。」
その問いに、婚約者は答えます。
「住まいは、すごく大切なんだ。人が生きている70万時間の内、40万時間は家で過ごすんだよ」と。
一字一句の同じセリフではないかもしれませんが、この様な言葉を聞き「ほほ~、知らなかった~」と目から鱗だった私。
40万時間と言われると、住まいはとても重要なのだと実感できます。そんなに多くの時間を過ごすなら、快適な住まいが最優先ですよね。では、快適な住まいってどんな家なのでしょうか?
新築一戸建てで、ずっと家に居たくなる暮らしの快適さを実現
マイホームを考えるときに、一番に考えてワクワクするのが家のデザインだったり間取りだったりしませんか?特に女性はそうですよね。私も、もれなくそうです。でも、この本を読んでちょっと考えが変わりました。
家づくりにおいて、デザインや間取りと同じくらい、またはそれ以上に、家の快適さは重要なのだと・・・。
その本の題名は「あたらしい家づくりの教科書」。高性能のエコハウスについて書かれた本です。
出典 Amazon.co,jp
車を購入するときには、多くの人は燃費や性能について、よく調べてから購入するのに、なぜ新居を購入するときは、光熱費や家の構造を、もっと重要視しないのか?ということを問いかけています。
この本の中で謳われている高性能のエコハウスとは、断熱・気密性能を高めて、太陽や風の力を上手に生かす家づくり。つまり、快適さが続く、ずっと居たくなる居心地の良い家です。
今まで、高断熱・高気密と聞くと何となく風通しが悪いような窮屈なそんなイメージを勝手に持っていましたが、そうではありませんでした。
暑い外気を家の中に入れない夏は涼しい家、そして、冬は、外の寒さを家の中に入れずに家の中の暖かさを逃がさない快適な住まい。まるで、魔法瓶のように、温度を保ち涼しさと暖かさが穏やかに続く家は最高の住み心地ですね。
人と家に優しいだけではなく地球にも優しい高断熱・高気密住宅
「あたらしい家づくりの教科書」によると、
日本で、一年のうちで冷房も暖房も使用せずに快適な期間は、実に40日くらいしかないと言われているそう。
40日とは!漠然と、冷暖房を使用する時期が僅かで、だいたいは何も使用しなくて大丈夫だと思っていましたが、大きな間違いでした。
高断熱・高気密の家に住むと、この40日という快適な期間が長くなっていくことなのですね。実際に、高断熱・高気密に家に住んでいる方によると、冬に暖房を使ったのは10日間くらいと書いてあり、驚きました。
断熱・気密が低い家に住むということは、その分、冷暖房を使いエネルギーを消費して非効率で不経済になります。冷暖房のパワーを沢山、借りなくても、春や秋のように暑くも寒くもない快適な温度で過ごせる住まいが理想です。
「高断熱・高気密の家が快適なのは、良く分かる。でも、高断熱・高気密の家って、値段が高いでしょう?予算の都合上、初期投資をそんなにかけられない」と考える方も多いと思います。
しかし、毎月の住宅ローン返済額+光熱費1か月分が支払う金額と考えると、住宅ローンの金額が高くなっても、光熱費が下がるので毎月の支払額は変動なしになります。
光熱費のように消えてなくなってしまうものにお金をかけるなら、快適で良質な建物にお金を払いたいと思いませんか?
まとめ
今回、ご紹介した「あたらしい家づくりの教科書」では、上記の内容の他にも、良質な家を建てるための良い窓の選び方や、高性能のエコハウスの健康への効果、 断熱・気密をあらわす単位 UA値(外皮平均熱貫流率)、C値(相当隙間面積)の詳細なども分かりやすく書かれています。
高性能なエコハウスで、さらにデザインも素敵な家の写真も色々と掲載されており、見ていて楽しい本です。
「マイホームの窓口」の提携している工務店・ハウスメーカーには、高断熱・高気密に力を入れている会社も数多くあります。また、夏は涼しく冬は暖かい快適な家を実感できる様にモデルハウスの宿泊体験を実施されている会社もあります。
お近くにある「マイホームの窓口」の店舗に、どうぞお気軽にお問合せください。→https://www.mymado.jp/shop/