おくちに入れても安心♪野菜からできた「おやさいクレヨン」
投稿日:2020.03.30
みなさん「おやさいクレヨン」って聞いたことがありますか?
小さな子供も安心して使えるだけでなくその発想がとてもユニークなクレヨンとして、いま注目を浴びています。
そんなおやさいクレヨンの特徴をご紹介していきます。
色の種類は野菜の名前
おやさいクレヨンのスタンダードカラーは全部で10色。
それぞれの色に「きゃべつ」や「にんじん」などの野菜の名前がついています。
自然そのもので描くという楽しさが、子どもたちの「好き」に繋がるよう想いを込めて開発されたんだとか。
「何色が一番好き?」
「とうもろこし色!」
そんな親子の会話が聞こえてきそうですよね。
緑色=キャベツ、黄色=にんじんなど、配合された野菜そのもののナチュラルな色が。
子どもたちにとっては、好きな野菜や果物の色、逆に嫌いな野菜もあるかもしれませんが、遊びながら野菜の色に触れ親しみを持つことによって、少しでも野菜を好きになるきっかけになったらと考えられているんだそうです。
また、本物の野菜粉末が入っているからこそ、種類によって若干香りがする色もあるんだとか。
もちろん香料類は一切配合していないので、きつい香りではなく野菜そのものの自然な香り。
描き心地にも、「自然そのもので描く」という世界観を感じられるクレヨン。
子どもも大人もワクワクするような「お野菜の色で描く」感覚。家族みんなで楽しめそうですね。
「おやさいクレヨン」は捨てられる野菜が使われている
「食べられるのに規格外で廃棄されるもの」や「出荷時にカットされる部分」など、毎日たくさんの野菜や果物が廃棄されています。
おやさいクレヨンはそんな廃棄野菜が使われているんです。
地球上で循環可能な素材で安心安全な製品を開発することを信念に作られているそうですよ。
「もったいないというその気持ちを大切にしたい」「地球上で循環可能な素材で安心安全な製品を開発する」ことにこだわって作っているのだそうです。
「おやさいクレヨン」の原料となるのは本物の野菜や果物、豆類など。
出来る限り市場に流れない、いわゆる「規格外品」や「端材」を活用し食品循環を目指されているんだそうです。
例えば「キャベツ」色は、これまでそのまま土に残し堆肥にされたり廃棄されたりしていたキャベツの一番外側にある葉を、「りんご」色はりんごドライチップス加工時に排出されるりんごの皮を、それぞれ農家の方々に集めてもらうんだとか。
原料として再びクレヨンとして生まれ変わるんですね。
また、「おやさいクレヨン」のベースとして使用している「米油」と「ライスワックス」も、大部分が廃棄されてしまう「米ぬか」からとれたものなんだそうですよ。
人間が生活していく上で廃棄食材が出るのは仕方のないこと、と思われるかもしれませんが、ここまでたくさんの廃棄物が出てしまってる今、こういった取り組みは今後さらに必要になってきますよね。
使用している野菜の約8割は青森県産
使用している野菜の約8割は青森県産なんだとか。
「おやさいクレヨン」は青森発の製品というところにこだわりを持って作られており、青森県が生産量全国1位の「カシス」や「リンゴ」を使っているのもそうした理由からなんだそうです。
おやさいクレヨン スタンダードカラー
- きゃべつ(主に青森県産)
▷収穫時に破棄される外葉が原料
- ねぎ(主に青森県産)
▷加工時にカットされる緑の部分が原料
- ながいも(青森県産)
▷加工時にカットされる皮の部分が原料
- ごぼう(主に青森県産)
▷加工時にカットされる皮の部分が原料
- とうもろこし(主に青森県産)
▷規格外品を使用
- ゆきにんじん(青森県産)
▷雪の下で育てられたにんじんを使用
- りんご(青森県産)
▷加工時に剥がれるりんごの皮が原料
- カシス(青森県産)
▷ジュース等の加工の際に残る皮の部分が原料
- むらさきいも(九州地方産)
- たけすみ(国産)
▷食用竹すみパウダー使用。だから安心。
ー「おやさいクレヨン」という商品を通して、少しでも多くの人たちが廃棄野菜のことを知り、当然のように捨てているものでも、まだ使えるものが沢山あるということに気づくきっかけになることを願っています。
野菜でできているからおくちに入れても安心◎
「おやさいクレヨン」の主原料は液体状の米油と、固形のライスワックス。
「米油」を使っているから、万が一お子さまが口に入れても安心で、クレヨン独特のにおいもしないのが安心ですね。
米油とライスワックスの原料は、玄米を精米する時に発生する「米ぬか」なんだとか。
日本は油脂原料のほとんどを輸入に頼っている中、「米ぬか」は貴重な国産の油脂原料だそうです。
クレヨンの原料にこの「米油」を採用した商品は、世界でもこの「おやさいクレヨン」シリーズだけ!
子どもたちの温かい手の温度に合わせて、液体状の「米油」と固形の「ライスワックス」の配合比率も試行錯誤を重ね、力を込めて握っても折れない硬さ・べたつかない配合量の黄金比を研究されたそうです。
着色も本物のお野菜の粉末を使用し、色を補うために配合されている顔料も食品添加物レベルの安全性がある食品色素で作られました。
そしてその量も、一般的なクレヨンに使われている顔料量の3分の1以下に抑えているとのこと。
好奇心いっぱいの子どもたちが安心してクレヨンを使えるように、こだわり抜いて作られた製品なんですね。
想いがたくさん詰まったクレヨン、使ってみたくなりました。
発案者は、一人娘をもつシングルマザー
「おやさいクレヨン」は、シングルマザーである木村尚子さんが発案されたそうです。
そのきっかけは、娘さんからもらったお手紙だったとか。
地元・青森県で就職した木村さん、シングルマザーとして優那ちゃんを育てながらの仕事、それぞれ両立したい気持ちはありながら、なかなかうまくいかない日々を過ごされていたそう。
そこで彼女が考えたのは「娘と一緒に楽しめるものを作ろう」ということでした。
優那ちゃんからもらった「いつもお仕事してくれてありがとう」とクレヨンで書かれた手紙をきっかけに、進むべき道が見えたと語る木村尚子さん。
優那ちゃんの喜ぶ顔を想像しながら考えたり作ったりを繰り返しながら、「おやさいクレヨン ベジタボー」の開発が始まったそうです。
出典:http://next.spotlight-media.jp/
おやさいクレヨンを使った方の感想
口に入れても大丈夫っていうのは、こちらのストレスもだいぶ軽減。。
案の定テイスティングしてた☆
優しい色味で本当に素敵なクレヨンだなぁと改めて思ったし、これは食育の観点からプレゼントもおすすめです。
赤ちゃんが舐めても大丈夫なクレヨンをプレゼントしてもらったよ♡◡̈⃝
ほんのり野菜の匂いがする…♡
これでお絵描きするのが楽しみ♡
何でも口に入れてしまう娘に、#おやさいクレヨン ☆
国産のお米と野菜で出来ていて、それぞれに本物の野菜粉末が入っているそう。
一本一本に野菜の名前が入ってるから、ついでに覚える事も出来るしね!
パッケージも可愛い(*^^*)
「おはなのクレヨン」「おこめのクレヨン」
おやさいクレヨンの他に、「おはなのクレヨン」や「おこめのクレヨン」もあるそうです。
●おはなのクレヨン
standard < 全5色 > ¥1,200 (税別)
本物のお花の色で描く植物性のクレヨン
蜜蝋ワックスにお花のパウダーを配合して作られました。
原料となるお花のパウダーは製菓用品質、またはオーガニック認証品を採用されています。
バタフライピー、ヘナ、バラ、ローズヒップ、ハイビスカスの全5色。お花の名前が可愛いですよね♡
ーCOLORー
全5色▷バタフライピー/ヘナ/バラ/ローズヒップ/ハイビスカス
●おこめのクレヨン
standard < 全16色 > ¥2,500 (税別)
お米の油が主原料の色鮮やかなクレヨン。
おこめのクレヨンは、お米を精米する際に採れる「米ぬか」を絞ったお米の油とライスワックスが主成分だそうです。
無機顔料と有機顔料で着色してあるので、万が一、口に入れても安心ですね。
姉妹品の「おやさいクレヨン」では表現出来ない 「青」や「赤」を含む、発色も鮮やかで色数も豊富な色彩の基本セット。
ーCOLORー
全16色 灰色、白、水色、青、紫、緑、黄緑、黄色、薄橙、橙色、赤、桃色、黄土色、茶色、焦茶色、黒
自然から作られたクレヨン達。
色にお野菜やお花の名前がそのままついているのが可愛いですよね♡
子ども達や地球環境への愛が詰まっているこのアイテム。プレゼントにも喜ばれそうですね♪
【おやさいクレヨン取扱店舗】
●リシュマム・リシュラ
広島市西区商工センター2丁目7-23
※商工センターのエディオンさん裏側