システムキッチンを選ぶときのポイント
投稿日:2020.04.14
せっかくマイホームを建てるのであれば、お気に入りのキッチンにしたいですよね。
キッチンは、家の中でも毎日使う場所です。
料理をが好きという方にとって、家の中で寝室やリビングの次に長い時間を過ごす場所と言えますよね。
みなさんは料理する時間をどれくらいかけていますか?
仕込みや野菜の洗いなどから始まり、加熱、仕上げまで、食事が終わったら、食器洗いと掃除。
キッチンに立つ時間は思っているよりも長いものなんです。
そこで今回はシステムキッチンについてご説明していきます。
システムキッチンとは?
「システムキッチン」とよく耳にするものの、「普通のキッチンとどう違うのか分からない」「どんな種類があるの?」「費用はどれくらいかかるのかな」
などの疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
「システムキッチン」とは、シンクやコンロなど全てが一式になったキッチンのことをいいます。
各ユニットが1枚のワークトップ(天板)で継ぎ目なく繋がっていて、一体になっているのが特徴なんです。
日本にシステムキッチンが登場したのは1970年代後半。
各ユニットを組み合わせて部材を自由に組み合わせたり、いくつかのパターンの中から選んだりするというスタイルが人気を呼びました。
現代では当時よりも各ユニットやドアのデザインなど様々な種類が用意されているため、オーダーメイド感覚で作っていくことができますよ。
システムキッチンを選ぶ時の3つのポイント!
1. キッチンの高さを考える
キッチンの「高さ」は後から変更できない部分ですので重要なポイントですね。
「キッチンが低すぎて、作業しづらい」「キッチンを高く作りすぎたため体に負担がかかる」という方も多いんです。
キッチンは合計すると一日のうち長く使用するスペースですので、ご夫婦の身長に合った高さに合わせて、体に負担がかからないように設計しましょう。
通常、システムキッチンの高さはJIS規格で85センチとなっていることが多いです。
(身長÷2+5センチ=理想の高さ:身長155センチの場合を想定しています)
しかし、キッチンでの作業はこねる、混ぜる、包む、切るなど作業によって、手とツールの接触する位置が変わってきますよね。
簡単に高さを検証する方法としては、まな板に包丁を持ってみて一番楽な手の位置(作業点)からまな板の厚み(約5センチ)を引いた高さが、一番適切なシステムキッチンの高さだと言われていますので、参考にしてみて下さい。
2. キッチンの通路スペースを考える
リフォームでキッチンを選ぶ際、通路のスペースにも十分配慮する必要があります。
一見、キッチン選びとは無関係にも思えますが、キッチンに立って料理をするときに動きやすいようにレイアウトを考えることはとても重要なことなんです。
いくら大きくて立派なキッチンを設計したとしても、通路スペースが狭いと見た目のバランスも悪く、使い辛いキッチンになってしまいます。
基本的に通路は広めにとり、十分な幅がない時にはキッチンの奥行を縮めるなどの対策を行いましょう。
3. 掃除がしやすいかチェックする
キッチンは油や調味料などで汚れやすい場所です。
毎日清潔に保てるように、掃除しやすい機能や素材を選びたいですよね。
「汚れにくさや掃除のしやすさ」も、キッチンを設計する際の重要なポイントです。
掃除の点においては、IHが圧倒的に楽ですよね。
トッププレートには、五徳などの出っ張りがないため、汚れがすぐに拭き取れます。
また、最近では、長期間お手入れが不要な換気扇や、汚れが排水口に自然と流れ込むように形状が工夫されたシンクなど、設備の機能や種類も充実しているんです。
それぞれ素材感も異なるので、ショールームで実際に見て、特徴やメンテナンス方法などを聞いてから納得のいくものを選びたいですね。
IHとガスコンロ、どちらが安全なの?
掃除のしやすさで選ぶならIHの方がオススメとご説明しましたが、安全面ではどうでしょうか?
安全面についてもIHといいたいところですが、実は最新のものではIHもガスも大きな差はないんです。
最新のガスコンロの場合、温度管理によって温度が上がりすぎたときは、火が小さくなったり、吹きこぼれなどによる失火時もセンサーによりガスが止まるように設計されています。
昔のものに比べると非常に安全な機能がついているんです。
ただ、やはりガスの場合は火が出ますので、そこから何かに燃え移る危険があるため、安全面では、わずかにIHが優位だと言えるのは事実です。
IHとガスコンロ調理しやすいのはどっち?
調理しやすいのはガスの方ではないでしょうか。
これは、ほとんどの方がIHよりもガスに慣れていることが理由です。
IHではフライパンを振ってはいけませんよね。なぜなら振ると火が入らないので調理ができないからです。
また、中には「ガスは火が見えるということで火加減の調整ができる。IHはどうも直感的ではない。」という方もいます。
慣れればそれほど差はないのですが、これは好みの問題と言えるのではないかと思います。
システムキッチンの種類
システムキッチンは大きく分けて「対面キッチン(オープンキッチン)」と「壁付キッチン(クローズキッチン)」に分けることができます。
●対面キッチン
最近のシステムキッチンの流行は、「対面キッチン」です。
ほとんどの方がこの対面キッチンを選ばれますよ。
キッチンで作業しているときに、ダイニングやリビングを見渡せるような作りで開放感があることと、他の人とのコミュニケーションがとりやすいというのが特徴となっています。
海外の映画などで対面キッチンのスタイルを目にすることも多いのではないでしょうか?
キッチンで料理や洗い物をしている間も、テレビを見たりお子様やご家族の様子を見ながら作業出来る為、子どもが危ないことをしていないかなど不安を感じることなく、キッチンで作業することができます。
●壁付けキッチン
対面キッチンとは逆でコミュニケーションはとりづらくなるものの、キッチンが散らかったいたとしてもある程度隠しやすく、クッキングスペースをまとめることが出来るため料理に集中しやすいという特徴があります。
急な来客が多いという方や、料理が好きで細かい調理機器をまとめて管理したいという方には壁付キッチンをオススメします。
システムキッチンは予算やスタイルに合わせて基本プランを選び、扉材や水栓、コンロやシンク、収納ユニットなど、たくさんの設備を一つ一つ選択して自由に組み合わせることが可能です。
まとめ
どんなキッチンにしたいのか、どんな設備が必要なのかがなかなかまとまらない!という方は、現在お使いのキッチンに対して不満に感じていることを書き出してみましょう。
例えば掃除がしにくいという不満があるなら、それを解消するために必要な設備や汚れにくい素材を取り入れる、キッチンに立っていても子どもたちの様子を見たいのであれば、対面キッチンにするという感じですね。
キッチンに使われる素材にもさまざまなものがあり、それぞれに特長がありますので、しっかり聞いた上で検討することが大切です。
建てる住宅会社さんによっては、標準仕様としてキッチンのメーカーや基本プランが決まっていることもありますが、要望を明確にするためにも、できれば3、4社のショールームをまわって、キッチンを見比べておきたいですね。
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