家計のお役立ち情報‼
投稿日:2019.05.18
皆様こんにちは。今日はiDeCoについてご紹介させていただきます。
iDeCoとは?
個人型確定拠出年金のことです。
60歳までの間に毎月一定の掛金を出して、その掛金で定期預金・投資信託
・保険などの金融商品で運用して、60歳以降で運用した資金を受取ることが
できます。
<iDeCoのメリットについて>
メリット① 税金が軽減‼
iDeCoで積立てた掛金の金額が全額所得控除され、所得税・住民税が軽減されます。
年末調整や確定申告を行うことで、所得や掛金に応じた税金が戻ってきます。
例)年収500万円の会社員 毎月2万円積立ての場合
年間所得税の節税金額:4.8万円
メリット② 運用益が非課税‼
通常は運用中の利息や投資信託で得られた分配金は、20.315%の税金が掛かり
ます。iDeCoで運用した場合は非課税となります。
メリット③ 退職所得控除や公的年金控除が受けられる‼
運用資産受取時に退職所得控除、公的年金控除でお得になります。
運用資産は60~70歳までの間、『一時金』・『年金』・『一時と年金の併用』
の3つのうちいずれかで受取ることになります。
例)
<年金方式>
1,000万円を10回に分けて受取
100万円ー70万円(年金控除)=30万円
30万円×5%(所得税率)=15,000円
所得税が15,000円で済みます。
<一時金方式>
1,000万円を一時金で受取(勤続30年の場合)
退職所得控除:800万円+700万円(30-20)=1,500万円
1,000万円ー1,500万円=▲500万円
所得税が0円になります。
<iDeCoのデメリット>
デメリット①
60歳まで運用中の資産を引き出せない。
デメリット②
口座開設・維持コストが掛かる
口座開設手数料:2,777円(初回時のみ)
口座管理料 :167円~617円(毎月)
※金融機関により異なります。
最後までご覧いただき、有難うございます。
将来の年金をこれからご検討される方、ご検討中の方の参考になれば幸いでございます。