家の性能値について その2
投稿日:2020.03.21
マイホームの窓口祇園店 溝渕です。
家の性能値に関して色々とご紹介していこうと思っています。
第2弾となる今回は「C値(シー値)」に関して簡単に説明していこうと思います。
C値とは?
やはり名前を聞いただけでは分かりにくい性能値。
C値とは「気密性能」を表す数値となります。
これを凄く噛み砕いて言うと「家にどれくらい隙間があるか」という事になります。
なのでC値の値が小さいほど、隙間がないという事になります。
どんなに断熱性能が高くても隙間だらけだと、隙間風が容赦なく吹きつける家になってしまいます。
それでは夏は暑いし冬は寒いですよね…。
せっかく家を建てるなら、夏は涼しく、冬は暖かい家がいいですよね。
そのためには、前回お伝えしている「uA値(ユーエー値)」「ηA値(イータエー値)」、今回の「C値」(他にも「Q値(キュー値)」「μ値(ミュー値)」「ηAC値」「ηAH値」というものがありますが、今回は割愛します。)がそれぞれ一定の基準を満たしている事が大切になってきます。
ただ「全部をいちいち確認するの、めんどうくさいな…」という方もいらっしゃると思います。
そういう方は「BELS(ベルス)」を目安にするのもいいと思います。
「BELS」って何…?
というのが当然の反応だと思います。
BELSとは?
BELSとは「建築物省エネルギー性能表示制度」の事です。
5段階の★マークで表示されます。
省エネ性能を第三者機関が評価し認定する制度なので、安心感がありますよね。
これを凄く噛み砕いて言うと「家の燃費の良さを第三者が認めてくれる」というものです。
なので「この位、BELSの認定を取れるという事は大丈夫なんだな」と考えてもいいわけです。
もちろん求める程度は人によって違うので「BELS取得=安心」という事に、ならない方もいらっしゃると思いますが。
ただ、一つの目安として知っておいて損はないと思いますので、ご紹介をさせていただきました。