住宅購入の自己資金を貯めるには?
投稿日:2019.03.22
皆様こんにちは。今日は自己資金を貯める方法をご紹介いたします。
<財形住宅貯蓄>
財形住宅貯蓄は持家取得を目的に、勤労者が会社の協力を得て、
給与天引きして行う積立貯蓄です。
利子非課税の特典があり、非課税限度額は財形年金貯蓄と合わせ
て元利合計550万円(保険型は払込保険料550万円保険差益が非課税)
までとなっております。
①非課税適用要件
積立期間 :5年以上、定期(年1回以上)に積み立てる。
:5年未満でも目的払い出し(住宅購入)は可
払い出し :原則住宅取得以外は払い出しは不可。
:目的外払い出しは貯蓄型は過去5年間、保険型は開始時から遡及課税。
利子税制 :元利合計が限度額以下であれば利子非課税。
適格払出し:持家で自らが住む住宅の取得
面積要件 :床面積50㎡以上
中古住宅 :耐火構造は25年以内(その他は20年)
②財形住宅貯蓄の種類と非課税限度額
銀行 :期日指定定期預金 元利合計550万円
信託銀行:金銭信託 元利合計550万円
証券会社:公社債投資信託 国債 元利合計550万円
ゆうちょ銀行 :財形住宅定額貯蓄 元利合計550万円
かんぽ生命 :財形住宅貯蓄保険 払い込み保険料550万円
生命保険 :財形住宅積立保険 払い込み保険料550万円
損害保険 :財形住宅傷害保険 払い込み保険料550万円
③払い出し方法
全額一括払い出し:住宅取得後、1年以内に必要書類を添付して申請。
取得前の払い出し:取得前に90%、取得後1年以内に残額
④財形持家融資制度
勤労者退職金共済機構が財形貯蓄(財形の種類問わない)をしている人に
融資する制度です。
1年以上積み立てて、貯蓄残高が50万円以上あれば物件価格の90%以内で
貯蓄残高の10倍以内(最高4,000万円)の融資が受けられる。
(勤務先に財形貯蓄制度があることが前提となります)
住宅資金を貯める参考になれば幸いでございます。