ハウスメーカーと工務店
投稿日:2020.06.18
マイホームの窓口祇園店 溝渕です。
6月18日(木)より、イオンモール広島祇園店の営業が元に戻りました。
10:00~19:00→10:00~21:00となっております。
新型コロナウィルスの影響で変わったものが段々と元に戻ってきたと感じます。
元に戻らない事もありますし、これからもっと変化していく事もあると思いますが、前向きに今を生きたいですね。
今回は「ハウスメーカー」と「工務店」の違いについて簡単に解説していこうと思います。
実は、この「ハウスメーカー」と「工務店」については明確な定義の差はありません。
ただ、企業の考え方、規模や工法での差を指して使い分けたりする事があるので、定義がないようであるというのが実情とも言えます。
では、その「差」とは何でしょう?
差を洗い出すために各々の特徴を3つずつご紹介したいと思います。
ハウスメーカーとは?
- 事業規模が大きい
一般的には全国に事業展開をしている会社を「ハウスメーカー」と呼ぶ傾向にあります。
全国に支店・支社がある分、設備等を大量発注・大量生産する事が可能なので、単価を通常より低く仕入れる事ができます。
品質も均一にするために、規格品や工場生産された物を使用する事が多いです。
- 工期が短い
工事の期間も、短く設定されている事が多いです。
それは「型式適合認定」を取っているためです。
「型式適合認定」とは、あらかじめ「こういう工法・仕様で家を建築します」という認可を取得し、その規格の範囲内で設計・施工を行うという物です。
これにより、家を建てるための手続きを簡略化できます。
- アフターメンテナンスの規定が細かい
定期点検や無料修理の範囲が細かく規定されている事が多いです。
保証が長期に設定されている傾向にあります。
工務店とは?
- 地域密着型
殆どの工務店は地域に密着し、施工エリアもハウスメーカーほどには広くありません。
それは、メンテナンスを想定しているからで、あまりに遠くに施工してしまうと、アフターメンテナンスが難しくなってしまうという理由が多いです。
メンテナンスについての対応力という意味ではハウスメーカーに勝るとも劣りません。
- 自由度が高い
基本的には「何でもできる」という事です。希望の間取りや内装・設備等を叶えやすいです。
ハウスメーカーも基本的にできない間取りはないのですが前述しました「型式適合認定」の範囲内での提案が多いので、自由度という意味では工務店に軍配を上げざるを得ません。
- 柔軟な対応力
家づくりをしていく上で「誰かと同じ家づくり」は、まずありえません。
建てる人によって色々なケースがあります。
諸事情を鑑み、スケジュールや施工に関する変更に融通が利きやすい傾向にあります。
以上、簡単ではありますが「ハウスメーカー」と「工務店」の差です。
会社によっても考え方が違ったりしますので、これが全てではありません。
あくまで「傾向」ですので、詳しくはマイホームの窓口にお越しいただければと存じます。
よく耳にするのが「全国規模の会社は良い性能の家で地場の会社は安かろう悪かろう」というご意見です。
結論から言うと現在の家づくりにおいて「全国規模の会社」と「地域密着の会社」という違いだけでクオリティの差は大きくなったりしません。
どちらにせよ、良い会社は評判が上がり、悪い会社は淘汰されるのが現状だと思います。
「ハウスメーカー」にせよ「工務店」にせよ「自分に合った会社」を見つける事が大切です。
その為に「自分に合った会社」の「定義」を自分で把握するという事も重要です。
「それが難しい」という声もありますが、それを中立の立場でサポートするのが私たち「マイホームの窓口」です。
気になる方は是非一度、お話を聞かせていただきたいと思います。
参考になれば幸いです。