収納率
投稿日:2020.06.12
マイホームの窓口祇園店 溝渕です。
皆さんは「収納」で困ったという事はありませんか?
ご家庭にもよると思いますので、一概には言えませんが、生活の中で「物」が増えていく傾向にあるというご家庭は少なくないのではないでしょうか?
今回は「収納率」について書いていこうと思います。
収納率とは?
収納率とは家の総床面積に対する収納部分の面積の比率のことです。
例えば家の一階の床と二階の床の合計面積が100㎡であった時、収納の面積がどの程度あれば理想的なのか、という事です。
結論を言ってしまうと、マンションは収納率8~10%、戸建ならば収納率12~15%というのが理想とされている収納率となります。
上記の例に当てはめると、総床面積100㎡であれば、マンションは8~10㎡、戸建は12~15㎡という事になります。
ただ、これは「一般的に」という大前提があり、ライフスタイルによって変わる部分でもあります。
多趣味な方やレジャーがお好きな方は自然と家に物が増えていくでしょうし、いわゆる「ミニマリスト」であるという方は、必要最小限の物で過ごされるでしょう。
そうなると、理想的な収納率はご家庭によって変わるという事が言えます。
今からお家の購入を考えられる方であれば、ご自分のライフスタイルに対して間取りがどうなのか、収納はどのくらい考えるべきかの、あくまで「判断基準」として「収納率」という数字を使ってみてください。
収納率そのものの数字に縛られない方が、良い家づくりになると思います。
万が一、将来的に収納が足りない状況になってしまった場合でも、「シェルフ」などを使うとオシャレな収納を、その時のライフスタイルに合わせた場所に作る事もできます。
「自分の家をアレンジしていく」という事も、家への愛着が湧いて良いですよ。
新たなご趣味として「DIY」が追加されるかもしれません。
家づくりに「100点満点」は、ほぼあり得ません。
日々の生活の中で子供が成長し、やがて巣立ち、自身は年を重ねるなど、ライフスタイル自体に何度も変化が訪れるからです。
ライフスタイルの変化に対して、家を工夫し、楽しんでしまえるという事は生活に彩りをもたらします。
そういう意味でも「自分の家」にはたくさんの「魅力」があると思います。
家づくりの参考になれば幸いです。