安心R住宅
投稿日:2020.05.29
マイホームの窓口祇園店 溝渕です。
皆さんは「中古住宅」に対して、どんなイメージを持っているでしょうか?
勿論、プラスなイメージも、マイナスなイメージもあると思います。
今回はマイナスなイメージをお持ちの方に向けて「安心R住宅」をご紹介したいと思います。
安心R住宅とは?
一言で言うと「安心して購入できる物件の目印」です。
まず、安心R住宅「制度」が施行されたのは平成29年12月1日の事。
正式には「特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度」という名称です。
漢字19文字で一つの単語です。
まず読む気になりませんので「安心R住宅制度」となっていますが、この「R」というのは、
Reuse(リユース、再利用)
Reform(リフォーム、改装)
Renovation(リノベーション、改修)
を意味しています。
中古住宅流通促進のために従来のマイナスイメージである、
「不安」→耐震性や雨漏り、設備の老朽化が不安
「汚い」→内外装が汚い、設備が古い
「分からない」→選ぶための情報が少なく、判断できない
を払拭し、
「住みたい」
「買いたい」
という中古住宅を選べる環境整備のための「制度」です。
「概要はわかったけど具体的にどうするの?」
というのが当然の反応だと思います。
そちらを簡単に解説していきたいと思います。
この制度は、「任意」の制度です。
この制度を使いたいと手を上げた事業者を国が審査する形ですので、上にも掲載したマークを付けた事業者は、いわば「国からのお墨付き」をもらっている形です。
そして、従来のマイナスイメージを払拭するために、下記の様な事をします。
「不安」を払拭するために、耐震基準に適合しているか、構造上の不具合や雨漏りに対応した保険の検査基準に適合しているか、を確認。
「汚い」を払拭するために、売主がリフォームをしてきれいにするか、リフォームの提案書(予算を含んだ物)を付け、きれいになるイメージを提示する。
「分からない」を払拭するために、今まで実施した点検・修繕の内容や保証・省エネ性能等、物件の詳細情報を開示。
以上の要件を全て満たした物件に広告販売時「安心R住宅マーク」を付けられるという事です。
「そんな中古住宅がいい!」
という方は、まず「安心R住宅」に取り組んでいる団体を調べて相談すると効率が良いかもしれませんね。
勿論、マイホームの窓口と提携をいただいている建築会社様の中にも「安心R住宅」に取り組んでいる会社様がいらっしゃいますので、気になる方は、お気軽にお声がけください。