家のメンテナンスとやってはいけないこと
投稿日:2020.04.16
マイホームの窓口祇園店 溝渕です。
今日は「家のメンテナンス」についてお話ししたいと思います。
メンテナンスと言ったらどんなイメージをお持ちでしょうか?
「すごくお金がかかりそう」
「めんどくさそう」
「いつ・どの位やればいいか分からない」
きっとイメージは十人十色となるでしょう。ですが分からない、もしくは分かりにくいという声もあると思いますので、よくある質問に対して、簡単に答えていきたいと思います。
どの位で直さないといけないの?
実は、メンテナンスのガイドラインというのは各建築会社さんで作られています。
各建築会社さんにはメンテナンスの概要があり、どんなメンテナンスをどんな時期に行うかをある程度決められているのです。
具体的に例を挙げるとすれば「5年後に防蟻検査をします、10年後には外壁の検査です。」という様な感じです。
基本的には、これに沿う様にやっていくのが無難です。
どの位の費用がかかるの?
これに関しては状態にもよるので、一概に「いくらです」という回答ができません。
もし仮に目安を言うとしたら「150万円~200万円」でしょうか。※状態によってはこれ以上かかる事もあります。
では、状態とはどの程度の状態になると費用がかさんでしまうのでしょうか。
分かりやすくて、金額が大きいのは「屋根・外壁」です。
外壁は苔・カビの発生や、触ったら粉が付くようになったら要注意です。屋根も同様ですが、素材がスレート屋根材の場合に限ります。
屋根・外壁に共通する、やってはいけない事が一つあります。
それは「清掃に高圧洗浄機を使う事」。
苔が発生している、水垢や雨だれができている。という状況に、ついつい使ってしまいがちですが、スレート屋根材や外壁に高圧洗浄機を使うと、元々表面にある防水塗膜が汚れごと吹き飛んでしまうので、一旦は綺麗になりますが、その後で、前より酷くなったり、劣化しやすくなってしまいます。
メンテナンスには、屋根・外壁の他にも防蟻や防水、水回りの配管交換、リフォーム案件等、状況によって色々な事が想定されます。
以前の記事でも簡単に触れましたが、今の家づくりはメンテナンスを最小限にしようという考え方が主流ですので、少なくともマイホームの窓口から紹介させていただく建築会社さんでは、無意味に大きな金額がかかる様な事はありません。
ですが「メンテナンス」という行為自体が未来の事でもあるため、実際の金額がお伝えしにくいというのは、どこの建築会社さんでもジレンマとして持ってらっしゃるのではと思います。
簡単にご説明できない内容なので、概要と言いたい事だけ書き連ねましたが、実際にはこの限りではありません。
ですが概要だけでも知って頂ければ家づくりの参考にしてもらえるかと思い、このような記事を書いた次第です。
参考になれば幸いです。