団体信用生命保険
投稿日:2020.04.04
マイホームの窓口祇園店 溝渕です。
今日は「団体信用生命保険」略して「団信」について簡単に解説してみたいと思います。
団信とは?
これは前述させていただいた通り「団体信用生命保険」の略称です。
では、団体信用生命保険とはなんの事でしょうか。
これは、住宅ローンを組んだ方に万が一の事があった場合に、住宅ローンの残りの金額を0にしますよ、という保険です。
これは「住宅ローンを組む際に入る保険」と思っていただければ間違いないかと思います。
一般的には、これに入らなければローンは組めません。
なので、特定の持病や疾患がある方は住宅ローンが組みづらいという事があります。
その保険料はどうするの?という疑問が出てくると思いますが、基本的に金融機関が保険会社に支払っています。
万が一の事が起きて、住宅ローンを組んだ方がローンを返済できない状態になった時、保険会社が金融機関に対して保険金を払う事で残金が0になるという仕組みです。
ちなみにこの団信ですが、色々と種類があります。
金融機関によって異なるという事もありますが、オプションという事で金利を少しプラスされる形での取り扱いになるものもあります。
例えば「三大疾病付き」というものがあります。
それは「がん」「心筋梗塞」「脳卒中」という三つの病気の内のいずれかにかかってしまった場合にも住宅ローンの残金を0にしますよ、というものです。
中には「がんと診断されたが、まだ初期の段階だったので、薬と通院で治ると診断された」という場合でも住宅ローンの残金は0になる、という商品もあります。
勿論、治ってからも残金は0のままです。
現代において「がん」という病気は2人に1人がかかってしまう病気となっています。
ですが、決して治らない病気ではありません。
そういう意味では、賃貸の家賃と違い、住宅ローンの支払いは「保険」の役割も担ってくれているという考え方もできます。
賃貸と比べた時に、家を買った方が住宅代の支出が少なかったという事が2人に1人の確立で起こり得るという風にも置き換えられるかもしれませんね。
家をお考えの方もそうでない方も、「結局どっちが得なのか?自分達にはどっちが向いているのか?」という事が気になるという方はお気軽にお声がけください。